会長あいさつ

 この度、日本医療マネジメント学会第15回奈良支部学術集会を令和2年2月1日(土)に開催させていただくことになりました。国保中央病院で本学術集会の開催のお世話をさせていただくのは平成20年の第3回以来の2回目となります。本学術集会は回を重ねるごとに演題数、参加者が増えており、このような会のお世話をさせていただくことは、私ども職員一同にとりまして誠に光栄に存じます。
 さて、平成30年は大阪府北部地震、台風による暴風雨、西日本豪雨、北海道胆振東部地震など多くの災害が日本各地で発生しました。各病院では火災などの災害に対して防災マニュアル策定や防火訓練を行い、列車事故などの多数の負傷者に対してのトリアージ訓練なども定期的に各病院で行われていると思います。しかし、大規模災害時などに対応する側の医療能力を上回るほどの多数の医療対象者が発生した時や、病院自身が被災し、その被害が著しく広域なインフラの破綻による想定外の事態におちいった場合の対応につきましては、災害拠点病院を除いて、現在まだ事業継続計画(BCP)の策定を検討中であるところが多いかと思います。
 そこで、今学術集会のテーマは「次世代へつなぐ医療 ―災害に強い病院をめざして-」とさせていただきました。
 基調講演は、災害医療の分野ではトップランナーである兵庫県災害医療センター、センター長の中山伸一先生をお迎えして「災害時の医療マネジメントについて考える」と題して講演していただきます。
 また、シンポジウムではテーマを「災害時に病院が果たすべき役割 ―BCPに基づいた災害対応にむけて-」として医師、看護師、救急救命士、行政の立場からそれぞれ発表をお願いしております。
 本学会は、医師や看護師だけでなく普段から病院を支えている各職種の方々がたくさん参加をされ一般演題において活発な討論がされています。
 当院職員一同、一丸となって準備を進めさせていただきますので、是非、多くの方々に参加していただき、実り多き学術集会になりますようによろしくお願いいたします。

病院長

日本医療マネジメント学会
第15回奈良支部学術集会
会長 阪井利幸
(国保中央病院 院長)

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